現代版組踊を担う子供たち
Vol11.友井理代
友井理代(ともい・りよ/中1 13歳)
小学校5年生の時にオーディションを受け、現代版組踊「大航海レキオス」女性アンサンブルメンバー(ダンスメンバー)になった友井理代さん。劇中で「プチ人魚姫」として踊った彼女のダンスはディズニーアニメの登場人物のような可愛らしさで、同年代の女の子をはじめ子ども達の憧れとなりました。活躍の幅を広げ、今年から役者にも挑戦している理代さんに、舞台活動をはじめたきっかけや、これからの目標について話を聞きました。
出身地:沖縄県読谷村
参加した舞台
・現代版組踊「大航海レキオス」(2005年〜2006年)
・現代版組踊絵巻「大琉球浪漫」(2006年)
・「The Legend of the REQUIOS〜ニライへの風〜」(2006年)
・「シギラの月」ダンスコンサート(2006年)
・現代版組踊「琉球エレジー」 レイ役(2007年)
・新作芝居「琉舞の花道」金城蒼役(2007年3月24日上演)
頑張っている事…琉球舞踊
2005年7月の現代版組踊『大航海レキオス〜海の詩』公演時の楽屋にて。
−「大航海レキオス」(以下「レキオス」)のオーディションを受けてみようと思った理由を
教えてください。
「母さんが“こんなのが あるみたいよ”とオーディションの事を教えてくれて。
前から舞台やミュージカルに興味があって、機会があったらやってみたいと考えていたので
思い切って応募しました」
─「レキオス」以前に舞台などの経験はありましたか?
「少しだけ。
地元の読谷村でやっていた子どもミュージカルや学校の学芸会に参加した事はあるけれど、
本格的な舞台は「レキオス」が初めてでした」
─ダンスが上手だけれど、バレエか何か習っていたの?
「全然!! 「レキオス」に入った時はまったく踊れなくて、稽古中はいつも皆から離れた場所で、
先輩に特訓してもらってました。あの頃はとにかく稽古についていかなくちゃ…!といつも必死でした」

2006年8月、『世界のウチナーンチュ大会』プレイベントにて。
─稽古が大変で「つらい」とか「やめたい」とは思いませんでしたか?
「う〜ん(少し考えて)…。思わなかったです。自分で“やる”と決めたことだし、家族が自分の
ために忙しい時間を割いて毎回の稽古の送り迎えをしてくれる事や、平田さんやスタッフ、
メンバー皆が一つの舞台を作り上げようとしている事を考えたら、グズグズ言っている暇はない、
とにかく皆に追いつこう、と思いました」
─では、舞台の活動を「好きだ、楽しい」と感じられるようになったのはいつ頃ですか?
「1回目の公演(2005年1月の那覇市民会館公演)が終わったときです。
お客様の拍手や“ありがとう”っていう言葉…。“理代の方こそ、ありがとうです!”って
思ったし、そして皆で1つの舞台を作り上げた…達成感? その全部が最高!(舞台を)
続けていきたい!って思いました」

『琉舞の花道』の稽古の前にインタビューに応じてくれた理代さん。
─舞台をする前と後で、自分の中で変わった部分はありますか?
「前はやりたい事があっても、“こんな事したらどう思われるんだろう?”と周りを気にして
思い切り出来なかったけれど、そんな風にしていると本当にやりたい事に出会った時に
飛び込めないから、今は、周りがどう思うかよりも、まずはやってみよう!と思うように
なりました。引っ込み思案な所も直ったと思います」
─では、最後の質問。今年からダンスだけじゃなく、役者にも挑戦していますが、
これからの目標や夢を教えてください。
「夢は女優になることです。「レキオス」の活動を通して、本当にやりたいと思える事に
気づいたんです。演技をする、という事を理代の職業、仕事にしたい。
だから今年は、将来から逆算して今の自分に必要なこと、演技や踊り(琉球舞踊)の
稽古に力を入れたいし、がんばっていきたいと思っています」
*---*---*---*---*
『レキオス』出演時(小学校5、6年生のとき)からしっかりしていて、女性アンサンブルの
最年少メンバーながらも、きちんと自分のペースで行動していた理代さん。
中学生となり、舞台活動を続けるなかで、さらにしっかりと、自分の考えを持つように
なったようです。
理代さんが初の主役を演じる、新作芝居『琉舞の花道』。
『レキオス』のプチ人魚姫から、ぐんと成長した彼女の姿が見られると思います。
【INFORMATION】
・「プチ人魚姫」として3000人の前でキュートに踊る理代さんの姿が収録されています。
「大航海レキオス」のハイライトシーン満載の現代版組踊絵巻「大琉球浪漫」DVDは
TAO Factoryのネットショップ「ファクトリーショップTAO」にて、大好評発売中!

【関連記事】
・「現代版組踊を担う子供たち」
Vol.1 藏當健吾 はこちらへ→
Vol.2 平敷勇也は こ ちらへ→
Vol.3 松堂義史はこちらへ→
Vol.4 野島大源はこちらへ→
Vol.5 川上千草はこちらへ→
Vol.6 藏當慎也はこちらへ→
Vol.7 徳城恵利加、仲村愛深、仲村千穂はこちらへ→
Vol.8 「阿麻和利」女性アンサンブルはこちらへ→
Vol.9 新城京子はこちらへ→
Vol.10 仲村澄人は こちらへ→
・ホームページでは語っていない、子ども達の生の声が読めます。
「現代版組踊を担う子供たち 外伝」、TAO Factoryのメールマガジンにて連載中!
メールマガジン登録ページは こちらへ→
投稿者 tao-factory : 2007年03月04日 00:15
