2007年03月12日

Vol12.上地春奈

上地春奈(うえち・はるな/高1 16歳)

小学校6年生のときに、浦添市の「ゆいゆいキッズシアター」(演出・平田大一)に参加した事が舞台活動を始めるきっかけという春奈さん。高校生になった去年は3歳から続けている琉球舞踊を活かして、「世界のウチナーンチュ大会」や現代版組踊「琉球エレジー」など数々の舞台に参加し、3月24日上演の「琉舞の花道」には役者と琉球舞踊で出演します。平田さんの舞台を通して、「お金では買えない経験」を積んでいるという春奈さんに話を聞きました。

haruna1.jpg出身地:沖縄県浦添市
参加した舞台
・「太陽の王子(てぃーだのおうじ)」(2003年〜)
・現代版組踊「大航海レキオス」(2005年)
・「The Legend of the REQUIOS〜ニライへの風〜」(2006年)
・現代版組踊「琉球エレジー」 (2007年)
・現代版組踊「大航海レキオス〜星を継ぐもの〜」(2007年)
・新作芝居「琉舞の花道」伊波舞役(2007年3月24日上演)
頑張っていること…3歳から続けている琉球舞踊




自分が知っている「組踊」とは違う魅力がある「現代版組踊」に感動を
おぼえた。

─ 「ゆいゆいキッズシアター」に参加したきっかけを教えてください。

「きっかけは、小学校6年の時に『肝高の阿麻和利』(うるま市勝連の中高校生の舞台)を
友達に誘われて見に行ったことです。当時は舞台とか興味が無かったのですが、『阿麻
和利』を見たとき、感動で鳥肌が立ちました。その後、自分が住んでる浦添市にも平田
さんのワークショップ(ゆいゆいキッズシアター)があると知り、参加することにしました」

─「阿麻和利」のどんな所に感動したのですか?

「自分と同年代の子たちが、こんなにも見る人を引き込める舞台を作れるんだ!という
驚きと、琉球舞踊やエイサーといった伝統芸能とダンスやバンドという現代の文化を
組み合わせて、こんな表現が出来るんだ!という事に感動しました。自分が知って
いる「組踊」とは違う魅力、何か新しい事が出来そう!やってみたい!という魅力を
感じたんです」

平田さんの舞台で経験する事には、「お金では買えない価値」がある。
琉花5.JPG
「琉舞の花道」の稽古中の春奈さん(右)

─初めて「ゆいゆい」の稽古に参加した時、どんな風に感じましたか?

「浦添は広い町だし、違う学校の子も沢山参加しているから、最初は皆に馴染めるか
不安でした。でも、行ってみると、大人の平田さんが一番ハジけていて(笑)、皆を笑
わせたりして、楽しい雰囲気だったので不安が吹き飛びました」

─琉球舞踊の発表会などで舞台経験はあった思うのですが、平田さんの舞台は
それまでの経験してきた舞台とはどこが違いましたか?

「皆で一緒に舞台を作り上げる事が出来る所です。 “こんな事がやりたいです”って、
アイデアを出すと、平田さんは“いいよ、やってごらん”ってチャンスをくれて。自分達は
子どもで、それまでは教わる立場しか経験した事がなかったから、その事がとても
嬉しかったです」

─去年(2006年)は「世界のウチナーンチュ大会」や「琉球エレジー」など舞台の活動が
多かったけれど、舞台をやっていて良かったと思う事はありますか?

「色んな人に出会えた事です。特技や個性を持った、違う地域の同年代の人たち。
支えてくれる大人の方たち。…一つ一つの出会いが、自分の違った一面を引き出して
くれたり、それまで出来なかった事が出来るようになったり…引っ込み思案だった自分を
変えていってくれました。出会いの良さって、新しい自分を見つける事でもありますよね。
本当に、お金では買えない経験をさせてもらっているなぁって思います」

【INFORMATION】
・春奈さんが出演する舞台、新作芝居「琉舞の花道(りゅうぶのはなみち)」は2007年
3月24日(土)、午後2時より国立劇場おきなわで上演されます。

「琉舞の花道」をご覧になるお客様へ、春奈さんからのメッセージです。

「伝統と現代の両方の魅力がある、新しい舞台だと思います。伝統芸能に親しんで
いる方も、そうでもない方も、この舞台を見たときに、沖縄の伝統芸能のかっこ良さや
面白さなど、何かを感じてもらえたら嬉しいです」

新作芝居「琉舞の花道」
日時:2007年3月24日(土)  午後2時開演
場所:国立劇場おきなわ大劇場
料金:3500円(全席指定)
チケットは「国立劇場おきなわチケットカウンター」、「チケットぴあ」などで好評発売中です!
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投稿者 tao-factory : 2007年03月12日 00:10