2007年06月25日

6/24 沖縄平和芸術祭記念式典に出演

62回目の慰霊の日を迎えた今年、「2007年沖縄平和芸術祭〜祈りのことば〜」
(主催:日本情操文化学会、共催:株式会社美研インターナショナル)が浦添市
美術館、平和祈念資料館平和祈念ホール等を会場に開催されました。

この芸術祭を記念して、作品集『祈り』の寄贈式典が24日、糸満市の平和祈念
資料館平和祈念ホールにて行われ、弊社代表理事・平田大一も出演させていた
だきました。

作品集『祈り』には、著名なアーティストの作品のほか、沖縄県平和祈念資料館
主催「第16回 児童・生徒の平和メッセージ展」の図画・作文・詩の各最優秀作品も
収録されています。→詳細:http://lifeisart.ne.jp/archives/2007/06/post_272.html
「慰霊の日とは戦争が終わった日というだけではなく、平和を誓う日」
というメッセージを受け、平田は「眠る城(グスク)の声を聞け」というタイトルで、笛の
演奏、詩の語り、そして「太陽(てぃーだ)の子守唄」(現代版組踊「太陽の王子(てぃ
ーだのおうじ)」の劇中曲)を、門口涼子(レキオスバンド)のピアノにのせ披露しました。

「太陽の王子」は、「負の世界遺産」と言われる浦添城跡を舞台に描いた物語。首里
王府以前の王都として隆盛を誇った浦添城。しかし、第2次世界大戦の戦禍に墜ち、
現在は当時の面影はありません。

劇中曲「太陽の子守唄」は、現代にタイムスリップした少年・英祖が戦争の愚かさに
嘆きながらも、平和な世を作ることが自らの指名である事に気づき、琉球のために
命をつかう事を誓う場面で演奏される曲です。

この日、出演にあたり、舞台上で平田がのべた挨拶の言葉をご紹介します。

「この様な大事な日に大事な役目をいただき、大変光栄に感じています。そして、
今日、会場に集まっている若い子ども達に平和への思いをどうやって伝えるのか…
そのことを深く考え、今日のために綴った詩をご紹介することにしました。
詩は自由です。心の思い、心の発露が叫びとなって、未来へ届くのだと思います。
初めは、たとえ一人であっても平和への思いを抱いて歩き続けること。
その事の大切さを歌いたいと思います」

「慰霊の日とは戦争が終わった日というだけではなく、平和を誓う日」
式典終了後、あらためてこの言葉をかみ締めました。

「誓う」という事は必ず実現しなくてはいけない約束です。なので、心の力がいります。
けれど、一人ひとりが心を屹立させ、「平和」へと一歩踏み出したとき、世の中は少し
ずつでも変わっていくのでしょう。

2007年6月24日。平和祈念資料館から見える沖縄の海と空はまぶしいほどの青でした。
この海と空を永遠に守っていきたい…そんな思いを抱いた、意義深い一日でした。

投稿者 tao-factory : 2007年06月25日 18:17